卒業生の活躍 【兵頭龍哉 (31期)】  
2006.7.1


【松山北高サッカー部監督】

松山北高サッカー部をまとめるのが松山北高OB(31期)の兵頭龍哉先生。教員免許を取得して以来、ずっとこの高校での指導を希望し、機会を待っていたという。念願叶って3年前、ついに母校に体育教員として、そしてサッカー指導者として凱旋したという経緯を持つというから、その愛校心は並ではない。

兵頭先生に松山北高サッカー部の特徴を尋ねると、「基本的に中学生のとき、サッカーなど、なんらかのスポーツのキャプテンを経験した部員が多い。そのため指示や指導の伝わり方が非常にスムーズかつ理解も早い」との答え。先生が指導するサッカーの基本は「パス&ゴー」「カバーリング」そして「ボールにみんなが関わり、得点に繋げる」などシンプルなことばかり。「その理想を実現するためのベースが“フリーランニング”です」と語る。「まずは徹底的に走らせ、松山北サッカーのベースを叩き込む。そうやって選手が常に走り回る意識を持てば理想のサッカーが実現できる」と力強く続ける。事実そうやって松山北は勝利を収めてきた。また「短時間で濃密な練習」も松山北流。「進学校ゆえ、あまり長い練習はできない。そのため指導に際しては他校では3時間かかるところを、ウチでは1時間で出来るように心がけている」…そういった短時間で濃密な指導の実践は、部員たちの理解力の早さにも助けられているという。

最後に兵頭先生の指導者としての目標を聞いてみた。「たとえば松山北高のサッカーを見た中学生に、『松山北に行きたい!』と言わせるようなサッカー部にするのが目標。単にサッカーの部分だけではなく、勉学も含めて、松山北のサッカーに魅力を感じてくれたら嬉しい」と熱く語ってくれた。実に愛校心溢れる兵頭先生らしい答えだった。(ブカツブログより)



【プロフィール】

現役体育教師、31期
昭和62年(1987)〜平成9年(1997)、
 松山サッカー部(1995より、愛媛フットボールクラブ)、背番号13
 1990〜1991 副将、1992〜1996 主将、
 1997 コーチ、1998〜2000 監督、四国リーグ3連覇
 (松山SC・愛媛FC選手名鑑より)


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  〜南海放送ラジオ・あっぱれワイド内「愛媛サポーターズクラブ」11月7日収録〜
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