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(2022/03/19) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
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| お元気なころの山本憲男元会長 2014年10月11日北斗会(新宿三井倶楽部) |
元松山北高関東支部同窓会北斗会会長 山本憲男様が3月9日にお亡くなりになりました。
享年86歳。ご遺族のご希望によりすでに葬儀は終えられております。
山本様は松山北高(6回)、東京大学卒業、三井銀行(現三井住友銀行)に入行され人事部長として長く人事畑で活躍、副頭取を務められました。その傍ら会長として同窓会の活動にもご尽力いただき物心両面でサポートしていただきました。
毎年新宿の三井倶楽部での総会、懇親会の開催にも大変な便宜をはかってくださいました。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。 北斗会としてこれまでのご貢献に感謝し、山本憲男様のご霊前に生花をお供えしたいと思います。
なお、生前ご親交がありました北斗会会員有志の皆様を誘いまして来る3月27日11時~16時横浜市青葉区さつきが丘のご自宅にお線香を上げさせていただきたいと思います。ご焼香ご希望の方は下記までご連絡をいただければと存じます。
会長・宮下永二(18回)
お問い合わせ:宮下会長 090-3089-9658
事務局 kieyasu2011@gmail.com
(2022/01/09) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第20回「蘇鉄の会」報告
令和4年1月8日(土)、築地にて久々に集合開催の予定でしたが、直前に新型コロナ・オミクロン株急拡大が顕著となったため急遽予定変更となり、今回もWEB開催となりました。
元旦は美しい抜けるような青空の拡がりを見せた年明けとなりましたので、今年は、この人類に課せられた困難な事態も次第に晴れて明るい年になっていくことでしょう。
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(城下先生 投句)

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【選評と講評】 城下洋二 講師
≪兼 題≫
「雑煮」
<特選>
憂きことも佳きこともあり雑煮食ふ 龍彦
一定の年齢にならないと作れない俳句。もちろん若くても詠めますが、実感が伴わないので気障に聞こえます。
<並選>
お雑煮や瀬戸の香残るいりこ出汁 博石
お雑煮は全国百種以上あるそうですが、いりこ出汁は瀬戸内のものかもしれません。懐かしいと言わずに具体的に「いりこ出汁」と言ったところが素晴らしい。
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≪当季句≫
<特選>
穭田に石投げてみる初氷 博石
穭(ひつじ)田(た)は秋、初氷は冬の季語ですが、この句の場合、明らかに初氷が主と分かるので問題ありません。荒涼とした穭田の水たまりと思しきところに石を投げてみる。案の定乾いた音がする。初氷だ。少年の頃の弾んだ心が蘇る。
急激に体に堪へる冬が来た 良
口語と方言が生きた句。これを文語にして「急激に体に堪ふ冬来たる」とすると臨場感が薄れる気がします。
寒き朝横目で睨む雀かな 南行
私は四十年ぐらい毎朝雀に餌をやっているのですが、雀は警戒心が強く、その眼光は意外と鋭く、時に恐竜の子孫を思わせます。寒い朝ふと雀と目が合った瞬間をよくとらえています。
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<並選>
円空仏供へる柿は一つなり 龍彦
素朴な円空仏には沢山の贅沢な供え物ではなく、そこいらに生っている柿一つが似合うという趣旨なのでしょうが、表現が少し見えを切っているように感じられるので、次のようにされた方が自然な気がします。
(添削) 円空仏に柿ひとつ供へけり
ささ鳴きや小枝を揺らす訪問者 まさ
鶯の姿はなかなか見つけ難いものですが、枝から枝へ細かく動き回るので、見当がつきます。ただ「訪問者」とまで言わなくてもいいのではないでしょうか。
(添削)ささ鳴きや藪の小枝を揺らしをり
友逝けり君亡き年も暮れゆかむ 龍彦
「友逝けり」と「君亡き」とは同じことを言っているので、どちらかを省いた方がいいです。私も友人を失くすことが増えてきましたので、その心情は良く分かります。今年は晴天が多かったので次のようにしたら如何でしょう。
(添削) よく晴れて君亡き年も暮れゆかむ
春迎ふ家族そろひて猫は膝 真砂
三段切れでリズムがぎくしゃくしているので、次のように整理しては如何でしょうか。こうすれば猫も家族の一員というのが分かると思います。
(添削) 初春の家族そろひて膝に猫
魚河岸の年の瀬馳せるターレかな 徹
年の瀬の忙しい魚市場の様子が目に浮かびます。
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第20回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「雑煮」
お雑煮や瀬戸の香残るいりこ出汁 (3) 博石
憂きことも佳きこともあり雑煮食ふ (2) 龍彦
母作りし丸餅雑煮懐かしき (1) 孝枝
雑煮こそ白味噌仕立て京(みやこ)なれ (1) 真砂
故郷の雑煮懐かし餡子餅 良
この味に舌鼓する雑煮かな 南行
初雑煮搗きたる餅の今むかし 徹
当季句
犬引きて犬に引かれて冬の朝 (4) 南行
穭(ひつじ)田(だ)に石投げてみる初氷 (3) 博石
魚河岸の年の瀬馳せるターレかな (3) 徹
薄の穂水面を荒らす鳥羽の雨 (2) 南行
人待ちの上野駅舎に寒すずめ (2) 真砂
「駅馬車」に思ひ出尽きぬ夜長かな (1) 博石
若き日のセーター解きて糸となる (1) 孝枝
冬空に飛行機雲一直線 (1) 良
冬木立電飾の枷かがやかせ (1) 孝枝
つかの間の心に染みる冬夕焼 (1) まさ
友逝けり君亡き年も暮れゆかむ (1) 龍彦
几帳面元旦に咲くシクラメン (1) 良
いつの間にセーターの胸乙女さぶ (1) 孝枝
木枯らしや風船のごと枯れ葉舞う (1) まさ
鳥三羽木守りの柿に集いをり (1) 龍彦
寒き朝横目で睨む雀かな 南行
Go To の旅はいずこへ月望む 徹
急激に体に堪へる冬が来た 良
ささ鳴きや小枝を揺らす訪問者 まさ
春迎ふ家族そろひて猫は膝 真砂
円空仏供へる柿は一つなり 龍彦
山粧ふ心粧ふと異ならず 博石
人だかり園池の亀の日向ぼこ 徹
あかねさす朝の斑(むら)雲(くも)大晦日 真砂
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【講 評】
城下洋二 講師
俳句の主な要素は素材、構成、表現です。
いい素材(テーマ)でも構成によって読者へのインパクトが違いますし、表現によって訴える力が変わります。
素材が一番際立つ構成と表現を磨いてください。
そのためには「懐かしい」ならどんなことが懐かしいのか、「思い出す」ならどんなことを思い出すのかを明確にすることが大事です。
抽象的でなく所謂「ものに語らせる」ことが大事です。
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晴天の日枝神社 令和四年元旦

野川の雪景色

円空物と柿

木守 鳥三羽
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第21回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2022年4月9日(土)12:00~
御題:兼題「蛙」1句及び当季句3句 計4句
選評講師:城下洋二先生
集合場所:築地フェリック社 11:30集合
「ボンマルシェ」(イタリアンレストラン)へ移動
投稿締切:2022年4月2日(土)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
※あらかじめメールにて上記締切までに俳句の投稿を受け付けます。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
「蘇鉄の会」参加申込:上記メールアドレスにお申込み下さい。
年会費:5,000円(振込先は別途ご案内)
(2021/12/24) 担当:kikuchi
今や関西だけ否、関東に止まらず日本が誇る世界に話芸、落語を広めている人気者、林家染太さんの
新春落語独演会が開催されます。
北斗会へも活躍中の同窓生としてお招きし一席ご披露いただきましたのでその元気で暖かみがある人柄を
ご存じの方も多いと思います。芸の広がりは英語落語だけでなく人権落語にもとこれまでの落語家の域を越えています。
この機会に賑やかな上方落語を楽しみながら皆で林家染太さんを応援したいと思います。宮下会長も行かれるとのことです。
感染沈静化の今、正月気分の抜けぬうちにここは、エイヤっとお出かけになりませんか。会場はもちろん感染防止に配慮しています。
日時:新年1月16日(日)14:00開演
会場:YCC代々木八幡コミュニティーセンターホール2階(定員80名)※感染症対策のため定員減で実施
料金:一般2000円 高校生以下1000円
申し込み:03-3466-3239 他
(詳細は以下の添付チラシをご参照ください)
添付チラシ
北斗会事務局長
家安勝利
その他:
林家染太さんのオフィシャルHP
http://www.hayashiyasometa.sakura.ne.jp/index.html
得意の英語で世界に向けても落語をやってまっせー
https://www.etsjapan.jp/toefl/mailmagazine/mm66/rits.html
人権講演・人権落語
(2021/12/12) 担当:kikuchi
「桃太郎は岡山の鬼退治物語りではなかった」。毎回斬新な解釈で興奮を届ける郷土のミュージカル劇団、坊ちゃん劇場が新年2月に待望の東京公演を行います。
今回はご存じの桃太郎の物語が、「あれは大和朝廷史観、実は朝鮮古代に滅んだ百済の文明が岡山に伝わり繁栄していたのが鬼の国で、、、」と我々の視点を北東アジアへ向けて拡げていく話にまで展開するらしい。この新たな物語に音楽が生命を吹き込みます。ステージ一杯に広がる歌と音楽で、涙あり、笑いあり、ミュージカルならではの感動をお楽しみいただき、郷土の劇団の東京公演をぜひ成功させるよう北斗会の皆さまの応援をお願いします。
松山北高関東支部同窓会「北斗会」の皆さまにはチケットの特別割引があります。
2022年2月3日~6日 天王洲銀河劇場(東京モノレール・天王洲アイル駅)
S席8,000円 A席6,000円 を特別割引で S席7,000円 A席5,000円になります。(※会員ご本人だけでなくすべて割引料金適用)
詳細は添付チラシをご参照ください。
お申込み方法:北斗会会長 宮下さんまでメールでお願いします。
北斗会事務局・家安
090-3241-3738
(2021/10/17) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第19回「蘇鉄の会」報告
令和3年10月2日(土)、今回もWEB開催となった「蘇鉄の会」でした。外出自粛を余儀なくされる日々も長くなりましたが、そのような中で俳句を詠むことが、心をのびのびとさせてくれる思いがけない効果があることに、改めて気付かされます。
今回の参加は、講師を含む投稿者9名、全36句です。
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【選評と講評】 城下洋二 講師
≪兼 題≫
「霧」
<特選>
朝まだき霧笛幽かに夢に聞く 龍彦
夢うつつの中で聞く霧笛、旅情を感じます。
<並選>
霧晴るる沖の船場に鴎舞ひ 徹
船場は波止場のことなので、「沖の船場」は違和感があります。船場を網場もしくは漁場 としたら如何でしょう。
霧が晴れてくると、沖の漁場に鴎が群れており、魚群が来ている、今日も豊漁だといった 情景になります。
(添削) 霧晴るる沖の網場に鴎舞ひ
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≪季 題≫
<特選>
太陽のいつぱい詰まる柘榴の実 博石
柘榴の真紅の実を見ていると太陽の光が詰まっているようですね。見事な比喩です。
子規球場塁を巡るはアキアカネ 真砂
上野の子規球場、人気ない塁上に赤蜻蛉が群れている情景です。秋晴れの澄んだ空気とそこはかとない秋の寂しさを感じるのは私だけでしょうか。
正岡子規の句に
赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり
というのがあり、その句を重ねて読めば、重層的に読解できるところが面白いと思います。
新しき郵便受けに秋の雨 真砂
なんでもない光景ですが、真新しい郵便受け、銀色のものでしょうか、それとも塗料も新しい木箱か、それに秋の雨が当たり、水玉ができ、光っています。何かいい知らせでも運んできそうな気さえしてきます。日常のちょっとした心の弾みがさりげなく詠まれています。
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<並選>
縁側に蝉の亡骸日は陰り 徹
詠んでいる情景は眼に浮かびますが、「亡骸」と「日は陰り」の取り合わせは暗くなりすぎます。「日は陰り」を夕日の射した光景に変えたら光と影の対比が明瞭になります。
(添削) 縁側に蝉の亡骸夕日濃し
叱られて瀬戸の港の秋夕焼け 龍彦
叱られて家を飛び出し、埠頭で秋の夕焼けを見ている少年のやるせなさが伝わってきます。
糸瓜忌や我いつまでも伊予訛 孝枝
糸瓜忌と伊予訛の取り合わせはいいのですが、俳句は基本的に一人称の文学なので「我」は不要です。これを省くとぎくしゃくした日本語が滑らかになります。
(添削) 糸瓜忌やいまでも残る伊予訛
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第19回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「霧」
朝まだき霧笛幽かに夢に聞く (4) 龍彦
霧せまり行き交ふ人みなしかめ面 (3) まさ
霧深き比叡の山に若き君 (1) 南行
霧晴るる沖の船場に鴎舞ひ 徹
人の世は諸行無常や霧の中 博石
大山に霧立ち上る雨上がり 良
朝霧に守られ帰る家出の孫(こ) 真砂
当季雑詠
糸瓜忌や我いつまでも伊予訛 (4) 孝枝
子規球場塁を巡るはアキアカネ (4) 真砂
友の逝く無聊の日々や夏去りぬ (3) 徹
太陽のいっぱい詰まる柘榴の実 (3) 博石
叱られて瀬戸の港の秋夕焼 (2) 龍彦
野に遊びふるさと恋し曼殊沙華 (2) まさ
稲架組みて天日に晒す稲穂かな (2) 博石
遠浅の潮満ちきたり大夕焼け (1) 龍彦
寅さんのごと仰向きて見る月見草 (1) 博石
縁側に蝉の亡骸日は陰り (1) 徹
満月や眩しき窓辺秋の風 (1) 南行
風さやか銀杏ひろい散歩道 良
汗ばみて日陰を抜ける初夏の風 南行
初秋の空山城の天守閣 孝枝
一斉に香り漂う金木犀 良
日足伸び暮るる日々や秋近し まさ
無縁坂儚き想ひの雁渡る 真砂
音絶えて梵鐘幽か秋の暮れ 龍彦
台風一過競り落とされし柘榴かな 南行
秋深し檸檬の香マティーニ 良
二科展やデフォルメの顔誰かに似て 孝枝
獺祭忌偲んでまつるはじき豆 まさ
秋彼岸宿す想ひは山野越へ 徹
新しき郵便受けに秋の雨 真砂
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【講 評】 城下洋二 講師
季重なり(季跨り)の句が二十四句中七句ありました。
季重なりを一概に駄目とは言いませんが、推敲すれば別の表現できるものがほとんででした。
例えば「月」と言えば秋で他の季節の月は「春の」とか「冬の」とか形容詞をつけるのが俳句の約束ですので「秋」の形容は不要です。
俳句は十七音しか使えませんのでなるべく重複表現を避け、季語を生かして表現したいことを十分に詠んでください。
季語か季語でないかを簡単に調べる方法があります。歳時記もしくは季寄せの総索引を調べることです。
総索引は五十音順に季語が並べてありますので、そこで季語を調べて、季節を確かめてください。
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第20回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2022年1月8日(土)
御題:兼題「雑煮」1句及び当季雑詠3句 計4句
選評講師:城下洋二先生
集合時間及び場所:未定
投稿締切:2022年1月3日(月)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
※あらかじめメールにて上記締切までに俳句の投稿を受け付けます。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
「蘇鉄の会」参加申込:上記メールアドレスにお申込み下さい。
年会費:5,000円(振込先は別途ご案内)


(2021/09/02) 担当:kikuchi
同窓の皆さまお変わりございませんか。いつも北斗会へのご支援をありがとうございます。同窓会会報紙を添付しております。どうぞご一読ください。
誠に残念ですが今年も銀座に集まって旧交を温めることは叶いません。総会をリモートでのみ開催します。そこで皆さまお目にかかれますことを楽しみにしております。詳細は会報紙にございます。ご不明の場合は下記までお願いします。
ご遠慮なく。多くの皆さまのご参加をお願いします。
くれぐれも感染防止に留意され、同窓の皆さまのご健康が守られますようお祈りいたします。
北斗会事務局長・家安勝利
携帯:090-3241-3738
(2021/07/26) 担当:kikuchi
松山北高関東支部同窓会「北斗会」の皆様にはご健勝のこととお慶び申し上げます。
新型コロナウィルス感染症は依然今年も終息の兆しが見えておりません。新型ウィルス変異株が世界に広がりつつあり未だ予断を許さない状況でございます。
さて、本年の総会・懇親会を10月16日(土)に予定しておりましたが、今年も開催の見通しが立たない状況であります。誠に残念ではございますが、事務局として開催中止の結論に至りました。2年続きの中止になり、開催を楽しみにしてくださっていた皆さまには申し訳なく思います。尚、リモート総会のみ下記の要領で開催します。
次年度にはワクチン接種も終了し何とか開催したいと願っております。
今後とも北斗会会員の拡大と共にホームページを充実させて関東中心に北高同窓生にエールを送る「集まりどころ」としてまいります。関東にお住まいの同窓の皆様には追って会報紙をお送りいたします。ご一読いただければ幸いです。
今後とも一層のご協力をお願い申し上げます。
来年こそは皆さまの懐かしい笑顔に会えますことを楽しみにしています。
辛抱の日々が続きますがくれぐれも心身ともにご自愛されますようお祈り申し上げます。
松山北高同窓会関東支部北斗会
会長 宮下永二(18回)
【リモート総会のご案内】
10/16(土)10:00 〜10:30 am. ご参加いただける方は事前予約をお願いします。
以下のフォームからご応募ください。開催日の3日前までにZOOMミーティングURLをメールにてお送りいたします。
(2021/06/16) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第18回「蘇鉄の会」報告
未だ緊急事態宣言下の東京都、令和3年6月5日(土)に開催を予定していた第18回「蘇鉄の会」でしたが、新型コロナウイルス感染症収束の見通しのない状況が続いているため、今回もWEB上での開催となりました。
対面でのコミュニケーションが制約される毎日が続いておりますが、「俳句」は無限のイマジネーションの世界……。「五・七・五」は、多彩に多様に縦横無尽の拡がりと繋がりを生み出します。
全国の松山北高校同窓生の皆様、どうぞお気軽にご参加ください。
今回の参加は、講師を含む投稿者9名、全36句です。
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【選評と講評】 城下洋二 講師
<特選>
校庭に生徒整列楠若葉 孝枝
楠若葉でいかにも元気溌剌な生徒が想像できます。そして説明的でなく、
一読、初夏の学校の風景が見えてきます。
どくだみの匂ひ仄かに雨上がり 南行
雨上がりの情景を匂いで表現したところが素晴らしい。
雨上がりの十薬の白い花の咲き乱れた光景が目に浮かびます。
手植えする泥田の水の輝けり 真砂
気持のいい句。現代では手植えする田は棚田か催事の田ぐらいでしょうが、
田植えする姿と見事に晴れ渡った空が見えてきます。
花冷えや柱に残る背比べ 博石
花冷えという季語で背比べをした子供たちがもう大きくなったのが感じられ
ます。柱の傷を見て、幼い頃の自分或いは子供たちの記憶をよみがえらせて
いる作者のちょっと感傷的な心象風景が感じられます。
<並選>
薫風や母校の校歌口ずさみ 孝枝
薫風の爽やかさにふと青春時代を懐かしみ、校歌を口ずさむ。分かります。
春の野にスマホ持ち出し花の名を 良
花を写すと名前が分かるアプリ、便利です。現代の一風景。
路わたるカルガモのごと園児らは 龍彦
可愛らしい風景ですが、カルガモでは大人の鴨も指しますので、カルガモの子
とはっきり書きましょう。
(添削) 路わたる軽鴨(かる)の子に似て園児らは
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兼題「蝸牛(かたつむり)」
【講師選】
生垣や昔は良く見しかたつむり 良
生垣も少なくなりましたが、蝸牛もとんと見かけません。
生垣と蝸牛の取り合わせが懐かしい。
天守閣石垣攻めや蝸牛 真砂
天守閣の石垣を這う蝸牛を見て「石垣攻め」と大げさに表現したところが
面白い。ただ「天守閣石垣」では日本語としてなじまないのでここは上五
を字余りにして「天守閣の」と「の」を入れた方がいいと思います。
(添削) 天守閣の石垣攻めや蝸牛
かたつむり足跡残しかくれんぼ まさ
蝸牛の這った跡を見て、かくれんぼしていると発想したところが素晴らしい。
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講評
全体的に説明的な句が少なくなってきました。そして季語に心情や情景を語ら
せる句が多くなってきて、句に奥行が出てきております。次回が楽しみです。
※ 次回の兼題は、「霧」です。
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第18回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「蝸牛」
蝸牛狭庭の主のまだ現れず (4) 孝枝
背に重荷人の人生蝸牛 (1) 博石
雨上がり何処に隠れた蝸牛 (1) 南行
かたつむり足跡残しかくれんぼ (1) まさ
天守閣石垣攻めや蝸牛 (1) 真砂
生垣や昔は良く見しかたつむり 良
蝸牛雨後の一途は君の世ぞ 徹
カタツムリ我も迷いて歩みし春を 龍彦
当季雑詠
野球の子透き通る声夏来たる (3) 博石
どくだみの匂ひ仄かに雨上がり (3) 南行
宇宙の理赤く満ちたる夏の月 (3) 真砂
手植えする泥田の水の輝けり (3) 真砂
花冷えや柱に残る背比べ (2) 博石
校庭に生徒整列楠若葉 (2) 孝枝
路わたるカルガモのごと園児らは (2) 龍彦
万緑や紅一点の美しさ (1) まさ
山法師みどりに純白散歩道 (1) 良
これはまあ巨き桑の実石垣に (1) 龍彦
薫風や母校の校歌口ずさみ (1) 孝枝
風に舞う朝陽を浴びて鯉のぼり (1) 南行
庭隅に鉄砲百合のぱんと咲き (1) 真砂
パレスチナ永遠の契りを五月雨 徹
ほうき草コキアと名乗り人気者 良
神苑は緑を違え静もれり 孝枝
春の野にスマホ持ち出し花の名を 良
到来物今宵は皆と筍飯 徹
時移り草木もみんな衣替え まさ
冬超えて羽化せしアゲハ放ちけり 龍彦
ゆりかもめそっと寄り添い春の川 南行
養花天一日も長く花見酒 まさ
思い出は遠退くばかり月朧 徹
「地獄組」匠の技や山笑ふ 博石
第19回「蘇鉄の会」ご案内
日程:2021年10月2日(土)
御題:兼題「霧」1句及び当季雑詠3句 計4句
選評講師:城下洋二先生
投稿締切:2021年10月2日(土)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
講評・選評:WEBにて受付の後、講評・互選結果発表
※メールにて上記締切までに俳句の投稿を受け付けます。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
「蘇鉄の会」参加申込:上記メールアドレスにお申込み下さい。
年会費:5,000円(振込先は別途ご案内)
(2021/04/13) 担当:長島 公子 (事務局、19期)
俳句同好会 第17回 蘇鉄の会 報告
2021年3月6日(土)、春の築地市場アトリウムにて開催を予定しておりましたが、諸事情により今回もWEB上での開催となりました。今回の参加は、講師を含む投稿者8名、全33句です。

城下洋二 講師選
兼題「木の芽」
【特選】
一と日づつ木の芽吹きたり陽の光 徹
(講評)「風光る」という季語があるように春の日の光は柔らかく明るい。
そして日一日と木の芽が膨らんでゆきます。
木の芽時の季節感を大きくとらえたところがいい。
【並選】
猫の行く木の芽ふくらむ谷中みち 真砂
(講評) 谷中という地名が効いている。
朝陽浴び木の芽の先に蒼き空 南行
(講評) 折角の素晴らしい光景が叙述的、説明的になっています。
「朝陽浴ぶ木の芽の先の蒼き空」
とすれば写真のようにその一瞬の光景を定着できます。
東雲の犬に引かるる木の芽道 博石
(講評)爽やかで健康的な日常
当季雑詠
【特選】
想い出に期限などなし春の星 孝枝
(講評)いつまでも想い出にしがみついているという悪口もありますが、
それに対して人それぞれと開き直った感じが面白い。
春の星でその思い出が潤いを帯びたものだと思わせます。
チェロ響く上野の森に春の月 真砂
(講評)きれいな光景です。ちょっと材料が整い過ぎているような気もしますが・・・。
霜柱地中に城を築きけり 博石
(講評)幼い頃霜柱を見て、地中帝国などを夢想したものです。
城を築きけりと断定したところがいい。
梅の蘂競いて空に背比べ 博石
(講評)細かいところに焦点を当てて、適格に描写しています。
【並選】
菜の花の供花子規に添ふ母の墓 孝枝
(講評)「添ふ」が分かりにくいです。
多分子規の墓の側に母の墓があるという意味なのでしょう。
だとすれば
「菜の花の供花子規の墓母の墓」
とすればすっきりとするのではないでしょうか
冴え返る一筋の雲里帰り まさ
(講評)里帰りが冴え返るようで里帰りそのものにドラマがあるように感じられて面白い。
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第17回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数
兼題「木の芽」
東雲の犬に引かるる木の芽道 (3) 博石
猫の行く木の芽膨らむ谷中みち (2) 真砂
木の芽張る樹木の明るさ神の杜 (1) 孝枝
朝陽浴び木の芽の先に蒼き空 (1) 南行
一と日づつ木の芽吹きたり陽の光 徹
木の芽みそ熱燗片手に田楽とうふ 龍彦
木の芽和え時候の挨拶朝の膳 まさ
当季雑詠
チェロ響く上野の森に春の月 (4) 真砂
思い出に期限などなし春の星 (3) 孝枝
霜柱地中に城を築きけり (3) 博石
梅が香に連れ添ふ旅や夢の朝 (2) 徹
まどろみて雲の枕かふきのとう (2) まさ
東(ひんがし)の稜線燃え立つ刻(とき)待てり (1) 龍彦
梅の蕊競いて空に背比べ (1) 博石
烏瓜つる一本の命かな (1) 南行
蠟梅や枯れた蕾を囲む朝 (1) 南行
春寒に母の形見のスカーフ巻く (1) 真砂
鴨の群れ行く手はいづこ夕日影 (1) 徹
冴え返る一筋の雲里帰り (1) まさ
鉢の木に枝ゆれ残るメジロかな 龍彦
日記買ふ昭和を遠く置いてけり 徹
揚雲雀垂直飛びの技冴えて まさ
吊し雛息通はせばしくと揺れ 孝枝
すれ違ういぬ着膨れてとりどりに 龍彦
菜の花の供花子規に添ふ母の墓 孝枝
近づけば桜にあらず真弓の実 博石
とぼとぼと老犬を引く冬の朝 南行
ひっそりと里帰りなき雛祭り 真砂
第18回「蘇鉄の会」ご案内
日時:2021年6月5日(土)
御題:兼題「蝸牛(かたつむり)」1句及び当季雑詠3句 計4句
選評講師:城下洋二先生
集合場所:(新型コロナの状況により、現在のところ、WEB開催予定)
投稿締切:2021年5月30日(日)
投稿方法:兼題1句と当季雑詠3句
※あらかじめメールにて俳句の投稿を受け付けます。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
sato-nagashima@coast.ocn.ne.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
「蘇鉄の会」会員募集:上記メールアドレスにお申込み下さい。
入会資格:愛媛県県立松山北高校卒業生
年会費:5,000円(振込先は別途ご案内)
(2021/01/11) 担当:kikuchi
新年を迎えお喜び申し上げます。松山北高同窓の皆様にはお変わりございございませんでしょうか。コロナ感染症の急速な拡大を受けて早々に緊急事態宣言が出るという年明けではありますが、ここは耐えねばならぬ試練の時期として感染防止に充分気をつけてまいりましょう。
今年度は、恒例松山北高関東支部10月の同窓会は、可能性などはまだ何とも見えておりません。この間は折に触れて同窓の皆さんの近況などをネットでお伝えできればと思っています。投稿歓迎です。よろしくお願いします。
年末まで同窓の皆様方から運営会費のお振込みが続いております。12月28日の時点で148名の皆様から会費をお送りいただきました(2019 年度152名。運営事務局一同、同窓の皆様の応援を感謝し頼もしく思っております。引き続きご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
余談ですが、北斗会はお国柄俳句を嗜む会員が多くいらっしゃいます。蘇鉄の会。こちらも入会歓迎です。最近気にいっている俳句です。自作ではありませんが、同じ瀬戸内生まれの国文学者・中西進氏の句に。潮風を 父祖の血として 夏座敷 という句を見つけました。コロナが終息したらあの潮風薫る国に帰省して大の字になって大昼寝をしたいものです。その日を楽しみに、皆様ご自愛専一に頑張り抜きましょう。今年もよろしくお願いいたします。
事務局長・家安勝利(25期)
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