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(2025/02/11) 担当:山本 史
2025年2月28日が同窓会入会式。同年3月1日が卒業式です。
関東同窓会・北斗会会長・浜田純子さんが本校の同窓会入会式に出席して
関東進学者の方へ参加を呼びかけます。
今春の卒業生のみならず、若い後輩をご存じの皆さまからもご案内いただける
と嬉しいです。
2025年10月18日、銀座ライオンで同窓会の総会を行います。
30歳までのかたは、参加費無料です。
今年は昨年以上に若い年齢層にも来ていただこうと思っております。
松山北高 関東支部同窓会「北斗会」事務局
家安勝利(25回卒)kieyasu2011@gmail.com
(2025/01/13) 担当:長尾 小百合(事務局・会計担当 30期)
第32回の蘇鉄の会はイタリアンレストラン築地ボンマルシェにて開催。
美味しい料理を味わいつつ、句会を楽しみました。
今回の投句参加者10名(含む講師)、投稿句は全40句でした。
兼題:「門松」一句
季題:「冬」三句
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【城下洋二先生投句】
門松や門扉に続く白き砂
黄落や壁にホルンと古ギター
風呂吹きや男やもめの夕ごはん
墨東の胡蝶の群るる小春かな
城下洋二
令和7年1月
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【選句と選評】 講師 城下洋二
<特選>
蠣棚や夕日に染まる能登の海(小百合)
蠣棚の浮かぶ能登の海は昔に変わらず穏やかだが、
目を陸に転じると一年前の地震の爪痕が残っている。
震災後一年だからこそ余計に身に染む句である。
鮟鱇や仏頂面の下足番(真智子)
昔からの鮟鱇鍋屋さんであろう。年老いた下足番が
ぶっきらぼうに木の札を渡す光景が目に浮かぶ。
上五の鮟鱇だけでもわかるが、
鮟鱇鍋としたほうが分かりやすいと思う。
土踏みて微かに気づく冬の声(南行)
土の下の小さな霜柱でも踏んだのか、
いつもと違う土の感触に冬を感じたという繊細な句である。
<並選>
門松の影も僅かに伸びる今日(真智子)
冬至を過ぎると一日一日影が伸びてくるが、その春が近づく気配を
門松に影に感じたという、着眼点がすばらしい。
ただ影はその日だけ伸びるのではなく毎日毎日伸びるので
参考例のように直したほうがいいのではないか。
(参考)門松の影も日毎に伸びてきし
門松や見上げる空は青く澄む(博石)
気持ちのいい句だが、空は見上げるものなので見上げるは不要。
俳句は短いので極力重複する語は避けるのが望ましい。
(参考)門松やどこまでも空青く澄み
二十年毎年同じ年賀状(良)
年賀状を惰性でだしているようで、
昨今の年賀状離れを風刺しているようで面白い。
君が蹴るボールの行方雪の跡(まさ)
お孫さんとでも遊んでいるのだろうか。
新雪でボールを蹴ると雪だるまのようになり、
一瞬見失うが、その転がった後だけはくっきり残る。
実朝の無念の坂や寒椿(南行)
鶴ケ岡八幡の坂に実朝の暗殺を暗示するように
真紅の寒椿が咲いている。季語が生きている。
煌々と山地に海に冬の月(真砂)
大きな景を読んでいいのだが、月が煌々という表現は
常套的なので避けた方がいい。思い切って冬満月としたら
この句の月の感じが出るのではないですか。
(参考)海に山に冬満月の光満つ
熱燗に眼鏡くもりて照れ笑い(小百合)
熱燗で眼鏡が曇るというのは、確かに照れ臭い。
面白いところを句にしている。
ひだまりの高き梢にひよつがい(勝利)
のどかな風景を描写していいのだが、鵯の繁殖期は5~9月で
つがいになるのほ繁殖期だけ。そして鵯は秋の季語なので
冬の光景として参考例のようにしてはいかがですか。
(参考)小春日や高き梢に二羽の鵯
日記買ふ余白埋めるや如何にせむ(徹)
年老いてくると日記に書くほどのことがあまりないので
困ってしまうのはよく分かる。私などは多分「今日はこともなし」と
してしまうのだが、作者はそれでは気が済まないのであろう。
作者の個性が出ていて面白い。
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第32回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数・講師選含む
兼題「門松」
門松の影も僅かに伸びる今日 (2)真智子
門松や松は緑に竹は青 (1)良
門松や見上げる空は青く澄む (2)博石
門松の緑鮮やか初の朝 (0)小百合
門松や靴勢ぞろい順を待つ (2)徹
門松や心新たに身を正す (1)まさ
門松に賑わう家族鉄のドア (1)南行
門松に雀と猫ら聚まりて (1)真砂
門松の竹の切り口目もあやか (1)勝利
当季句「冬」
新築に響く〃亥の子〃の声揃い (2)真智子
初雪や運転免許更新日 (0)良
真鴨ゆく緑の鶏冠傾げつつ (0)博石
懐手家路急がす暮れの風 (2)小百合
賀状書く亡き友偲び老いを知る (1)徹
眠らずに灯りを灯す木守柿 (1)まさ
夜半の時雨朝陽射す蔦の宿 (0)南行
大根葉煮ても漬けても滋養かな (1)真砂
みかん刺しめじろ来るやも春冬至(0)勝利
つなぐ手固し白髪に銀杏降る (0)真智子
二十年毎年同じ年賀状 (2)良
ほどほどに八十路楽しむ鮟鱇鍋 (2)博石
牡蠣棚や夕日に染まる能登の海 (5)小百合
ハチ公前行列長し冬の暮れ (0)徹
君が蹴るボールの行方雪の跡 (3)まさ
実朝の無念の坂や寒椿 (2)南行
煌々と山地に海に冬の月 (1)真砂
ひだまりの高き梢にひよつがい (1)勝利
鮟鱇や仏頂面の下足番 (2)真智子
若者が二人並んで初詣 (1)良
刻一刻時間身に浸む年の暮れ (0)博石
熱燗に眼鏡くもりて照れ笑い (2)小百合
日記買ふ余白埋めるや如何にせむ(1)徹
裸木や新芽育む寒き風 (2)まさ
土踏みて微かに気づく冬の声 (4)南行
干し柿の熟れ時待つか鴉二羽 (1)真砂
ふるさとは短日の陽の洩るあたり(1)勝利
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第33回「蘇鉄の会」ご案内
開催日時:2025年4月6日(日)10:50集合~16:00頃解散
選評講師:城下洋二先生
御 題:兼題「菜の花」 1句
当季(春)雑詠 2句
当日の吟行 1句 計4句
投句締切:2024年3月27日(木)
投句方法:兼題1句と季題2句
※あらかじめメールにて上記締切までに俳句の投稿をお願いします。
下記メールアドレスまでお送りください。
nagao@work21.co.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
開催場所:調布市「神代植物公園」
集合場所:JR三鷹駅 中央改札口正面 JRみどりの窓口前
集合時間:午前10時50分 ⇒ 11:05発「深大寺」行きバス ⇒ 11:30頃着
(当日、上記時間に間に合わない場合は、長尾までご連絡ください)
参加費用:食事代:2,000円程度 入園費250円(シルバー料金)
年 会 費:5,000円
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(2024/12/26) 担当:山本 史
松山北高関東支部同窓会「北斗会」(関東支部同窓会)の皆さま
新年を前に皆さまには何かとお忙しくお過ごしのことと拝察いたします。
いつも北斗会へのご協力をありがとうございます。
さて母校サッカー部が県内予選を勝ち抜きこの度全国大会に出場することになりました。ノーシードの1,2年生中心チームで他の強豪高がひしめく中を勝ち抜いたことは快挙です。
事務局としても有志の募金と合わせて本校同窓会への寄付を行いました。
目下、当日12月29日1回戦への応援と不足している旅費等へのご寄付を引き続きよびかけております。
どうぞ皆さま方のご声援とご支援をよろしくお願い申し上げます。
(今回ご寄付のお願いは、この本校同窓会のほかにサッカー部後援会、保護者会の3団体がおこなっています。すでに御寄付をいただいている場合は、御容赦いただけますと幸いです)。
「試合の詳細」は以下に、また「ご寄付受付」は添付のとおりです。
12月29日(日)14:10 等々力スタジアム(川崎市・武蔵小杉駅ほかから)
第103回全国高等学校サッカー選手権大会|JFA.jp<https://www.jfa.jp/match/alljapan_highschool_2024/schedule_result/>
アクセス - Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu | KAWASAKI FRONTALE<https://www.frontale.co.jp/access/uvance_todoroki.html>
一般自由席は1回戦、当日2,000円(前売1,500円)。北高応援団席とはロープで区切られそうです。
それでは年末年始どうぞご健康に留意され来年も良き1年になりますよう
お祈り申し上げます。
関東支部同窓会北斗会事務局
家安勝利 kieyasu2011@gmail.com
(2024/11/11) 担当:山本 史
皆様、松山北高校サッカー部が8年ぶりに、全国大会出場を決めました!
今年の高校サッカー、松山北高校をみんなで応援いたしましょう!!
前半、松山北は立ち上がりに押し込み、決定機を迎えましたが、新田のGK
にセーブされてしまいました。
後半、新田の徐々に反撃、しかし決定力をかきました。
後半32分、松山北はGKとの1対1を制して、先制ゴール。
後半39分、新田の反撃で同点
延長戦でも決着がつかず、PK戦に。
PKは、2-4で松山北高校が全国大会出場を決めました!!!
「以下引用先:ゲキサカ:第103回全国高校サッカー選手権特集」
[11.10 選手権愛媛県予選決勝 新田1-1(PK1-4)松山北 ニンスタ]
第103回全国高校サッカー選手権大会の愛媛県予選決勝が10日に行われ、松山北高が新田高を1-1から突入したPK戦の末に下して、8年ぶり6回目の全国大会出場を決めた。
組み合わせ抽選会は今月18日。本大会は12月28日に開幕。決勝は25年1月13日に国立競技場で行われる。
引用先:ゲキサカ:第103回全国高校サッカー選手権特集」
Text by 小玉幸洋
https://web.gekisaka.jp/news/highschool/detail/?418704-418704-fl
(2024/11/11) 担当:山本 史
すっかり秋めいてまいりました。皆様お元気でお過ごしでしょうか?去る2024年10月19日(土) 「銀座ライオン」銀座七丁目店にて北予中・城北高女・松山北高関東支部同窓会[北斗会]が開催されました。その時の様子をご紹介させていただきます。
当日は60余名の同窓の皆さまが参加し、松山から本校同窓会会長遠藤美武さん(25回)、井上浩校長、渡邉容史教諭(50回)が駆けつけられ本校の様子を語っていただきました。同窓会名古屋支部長の細川潔さん(25回)も来てくださいました。またお互いの同窓会を訪問し合っている市内の東、南、西各高校関東支部代表も来賓としてご出席くださいました。この1年間に逝去された同窓の皆様へ黙とうし、1年間の北斗会活動報告。そして同窓会の開幕です。
ここからは賑やかに手下倭里亜(てがいりあ)さん率いるフラメンコカンパニー4人による本場スペインの舞踊が登場、バイオーラ(踊り)の手下さんは28回、カンテ(唄)の金高壮子さんは36回の卒業で、北高同窓のプロ二人が友情出演してくれました。
事務局で景品を工面した抽選会も喜ばれました。「ほじゃけど松山の来客にタルトや梅錦が当たったらどうしょうか」と気を揉んだりと事務局もワイワイと盛り上げたものです。
今年の参加者の最年少は早大3年競走部主将、池田海さん(72回)、大先輩の旧制北予中学の大道寺基さん(92歳)は病院から車椅子で来られ、我々後輩が応援して旧制の校歌を歌っていただいたのは伝統校ならではのシーンでした。
校友歌、校歌、応援歌を皆で歌うフィナーレはそれぞれがいつも胸にジンと迫るところ、母校の発展と来年元気な再会を期して散会しました。
東京を中心に関東地区に住む卒業生の集いの場として松山北高同窓会関東支部「北斗会」は活動しています。今年から新会長に女性、浜田純子さん(28回)が就任し同窓をサポートするプラットフォームとしてこれまでの質実剛健的雰囲気から、より参加しやすい柔らかな会運営を目指します(宮下永二・前会長は名誉会長として引き続きご支援中)。
年間の活動は、2017年から関東北斗会では俳句同好会「蘇鉄の会」が誕生し、春夏秋冬で句会を開催しております。また、「剣道OB会」も定期開催されており、「ゴルフ愛好会」「歩き遍路の会」もまもなく同好会に仲間入り予定です。今年は、LINEやFacebookを利用して、同期や同じサークルの仲間とつながっていこうとお声がけをしております。どうぞ気軽にご連絡ください。
来年の関東支部総会は、2025年10月18日、銀座ライオンにて開催予定です。
ぜひ、皆様とお会いできるのを楽しみにしております。
連絡先:家安勝利・事務局長(25回) kieyasu2011@gmail.com
090-3241-3738
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(2024/10/26) 担当:笠 美喜夫 (18期)
2024年10月19日に総会及び北斗18星同期会を開催しました。
「銀座ライオン」会場にて同期の方々
会場の前にて
同期会はこの後カラオケにいき楽しく歓談しました。
(2024/10/12) 担当:長尾 小百合(事務局・会計担当 30期)
俳句同好会 第31回「蘇鉄の会」報告
令和6年10月11日(金)
秋晴れの天気の中、
清澄白河庭園の涼亭にて秋の句会を開催。
3方がガラス張りの窓に囲まれた室内からは
紅葉にはまだ少し早い青々とした木々を眺めることができました。
涼亭は池の中にせり出した形で建っていて
池の水が日の光に反射して室内の天井に映ります。
ゆらゆらと揺れているやわらかな光を感じながらの
風情ある句会となりました。
今回の投句参加者10名(含む講師)、投稿句は全40句でした。
兼題:「月」一句
季題:「秋」三句
…………………………………………………………………………………………
【城下洋二先生投句】
昼酒の酔ひ残りたる盆の月
風切つて蜩の空帰りけり
天高し浅間山へ雲の急げども
菜園のきちきちばつた手に包む
城下洋二
令和6年10月
…………………………………………………………………………………………
【選句と選評】 講師 城下洋二
<特選>
老夫婦酒を嗜む月夜かな(良)
情景が目に浮かびます。
「飲む」ではなく「嗜む」としたところが
品格のある老夫婦像を想像させます。
島の海流れ込むなり天の川(小百合)
景が大きくて素晴らしいのですが、
この表現だと海が天の川に流れ込むようにと
られかねないので。上下入れ替えてはいかがでしょう。
(参考)天の川流れ込みたる島の海
線香の匂ひかすかに秋の風(南行)
お彼岸のお墓参りでしょうか。
残暑のなか線香の香りの混じった風に
ふと秋を感じたという繊細な句です。
電線は五線譜歌うは秋雨(真智子)
面白い発想です。
ただ、原句はかなり破調になっており、
語調を整えてみました。
(参考)電線は五線譜歌ふ秋の雨
<並選>
彼岸花馬頭観音寄り添ひて(博石)
情景は見えるのですが、
野の仏と彼岸花の取り合わせは多いので、
一工夫必要です。
赤とんぼ群れる草地の重機かな(真智子)
開発の波が押し寄せている現代の風景です。
夕日射る真夏の瀬戸や墓参り(徹)
夕凪の瀬戸内海、いかにも暑そうですね。
鈴成りやムラサキシキブ石山寺(真砂)
下五を字余りにすると、
句のリズムが整いにくいので、
下五と上五を入れ替えたほうがいいです。
ただ石山寺と紫式部は付き過ぎの感があります。
(参考)石山寺ムラサキシキブ鈴生りに
放たれぬ赤耳亀よ月とおれ(勝利)
多分作者の意図と異なると思うのですが、
亀は人に、月は地球にそして自分も・・
囚われの身だと解釈すると面白い句になります。
(参考)囚われの赤耳亀と月と俺
老骨や月を肴に酒を飲む(まさ)
卑下して言っているのでしょうが、
「老骨」はこの場合適切ではないので
次のようにしてはいかがでしょうか。
(参考)老いてなほ月を肴に酒を酌む
橋渡るブラウス白し月明り(小百合)
月光の明るさをブラウスの白さで
表現したところが素晴らしい。
ただブラウスが白いのは月明りのせいだと
種明かしをしているので余情が乏しくなっています。
季語を変えてみてはいかがでしょうか。
(参考)橋渡るブラウス白き今日の月
…………………………………………………………………………………………
第31回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数・講師選含む
兼題「月」
真鍮の飛蝗も鳴くか小望月 (0)真智子
老夫婦酒を嗜む月夜かな (1)良
ビル街に傘をかぶった後の月 (0)博石
橋渡るブラウス白し月明り (3)小百合
日の本や災禍宿りし月今宵 (2)徹
老骨や月を肴に酒を飲む (2)まさ
月は天雲を破って龍昇る (1)南行
山の端に月満ち出づや団子蒸す (3)真砂
放たれぬ赤耳亀よ月とおれ (1)勝利
当季句「秋」
低き雲にわかに燃える夕焼けかな(0)真智子
秋深し遠き故郷同窓会 (0)良
彼岸花馬頭観音寄添ひて (3)博石
島の海流れ込むなり天の川 (1)小百合
枝葉揺る沢の音清し菖蒲園 (0)徹
天高く一筋の群雁わたる (0)まさ
線香の匂いかすかに秋の風 (4)南行
秋日和街角カフェの椅子に猫 (3)真砂
神無月最後の朝顔弦伸ばす (0)勝利
赤とんぼ群れる草地の重機かな (6)真智子
何気なく銀杏ひろい秋を知る (0)良
秋祭り男の汗や鉢合わせ (1)博石
白粉の花をちぎりてラッパ吹く (3)小百合
短夜や寝不足嵩むパリ五輪 (1)徹
田舎道畔に整列曼珠沙華 (2)まさ
那智の滝思い起こせど秋暑し (0)南行
新駅舎だんだん通りに青蜜柑 (0)真砂
遅咲きの豆朝顔も色移す (0)勝利
電線は五線譜歌うは秋雨 (1)真智子
秋祭り神輿宮だし朝六時 (1)良
天辺から浮世見下ろす百舌鳥の黙(1)博石
夜食する後ろめたさや握り飯 (2)小百合
夕日射る真夏の瀬戸や墓参り (2)徹
稲雀電線止まりて機会待つ (1)まさ
大潮に引き摺り込まれ秋彼岸 (0)南行
鈴成りやムラサキシキブ石山寺 (2)真砂
雨台風気もそぞろなり古河童 (0)勝利
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第31回「蘇鉄の会」ご案内
開催日時:2025年1月11日(土)12:00~
選評講師:城下洋二先生
御題:兼題「門松」1句
当季(冬)雑詠3句 計4句
投句締切:2024年12月26日(金)
投句方法:兼題1句と当季雑詠3句の計4句
※あらかじめメールにて上記締切までに俳句の投稿をお願いします。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
nagao@work21.co.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
開催場所:築地 ボン・マルシェ
東京都中央区築地4-7-5 築地KYビル 2F
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(2024/10/04) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
同窓の皆さま
気候の変化が厳しい毎日でございますが、お変わりございませんでしょうか。
さて、今年も北予中・城北高女・松山北高 関東支部同窓会「北斗会」を開催いたします。
年に一度、懐かしい顔ぶれ、新しい顔に出会う機会として多くの同窓の皆さまにお越し
いただいています。今年もどうぞ万障お繰り合わせてご参加いただければと存じます。
概要は下記の通りです。
日時:10月19日(土)12:00~14:30(受付11:30から)
会場:「銀座ライオン」銀座7丁目店6Fクラシックホール
参加費:8,000円(男性)6,000円 (女性) 年会費2,000円(男女とも)
20歳代まで無料、30歳代は3,000円
※年会費は学生免除、ご夫婦、親子の方はひと家族で2,000円です。
(東京メトロ銀座駅A3出口より徒歩3分 中央区銀座7-9-20 TEL 03-3571-2590)
内容:
年次総会20分程度に引き続き、楽しい懇親会へ、同窓生で活躍中のフラメンコダンサー:手下イリアさん(28回卒)
と唄:金高荘子さん(37回卒)、ギター等による情熱的なフラメンコの演舞もあり、抽選会、最後に北予中・城北高女の
校歌に続き、北高校友歌「味酒ヶ原」校歌「澄みたる瞳」応援歌「易水去って」を会場の皆で一緒に歌って
盛り上がります。本校から校長先生、担当教諭、本部同窓会会長らも来られ現在の北高の様子も聞くことができます。
それでは皆さまのご参加をお待ち申し上げます。
末尾になりましたが、ご参加いただけない方からも毎年約150名の同窓の方々から
年会費をいただいておりましてこの場を借りてお礼申し上げます。
年会費は添付の「ほくとかいだより」の制作とDM郵送費に充当させていただいております。
(会報紙ご郵送ご希望の方は家安まで)
北斗会・事務局 家安勝利(25回卒)
090-3241-3738 kieyasu2011@gmail.com
10月19日同窓会へのお申込みは以下のフォーム、または直接私・家安までお願いします。
(2024/07/08) 担当:長尾 小百合(事務局・会計担当 30期)
俳句同好会 第31回「蘇鉄の会」報告
令和6年7月6日(土)12:30~
小石川後楽園にて夏の句会を開催しました。
7月に入ったばかりだというのに
東京都心の最高気温は34度超え。
それでも会場の涵徳亭の日本間から眺める
青々とした緑が揺れる風景が涼し気で
心を穏やかに句会を進めることができました。
今回の投句参加者名(含む講師)、投稿句は全32句でした。
兼題:「鬼灯市」または「四満六千日」1句
季題:3句
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【城下洋二先生投句】
鬼灯市売り声高く水を遣り
よく晴れて川濁りたる小暑かな
父の日の坊ちやん団子卓の上
梅雨雲の白き日輪青菜畑
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【選句と選評】 講師 城下洋二
<特選>
験直し鬼灯市に出かけんか(博石)
七月十日は浅草観音の四萬六千日にあたる。
鬼灯市に行って観音様にお参りして、そのご利益にあやかろう、
最近の不運な出来事を打ち払おうといううのである。
直截な表現がかえって新鮮である。
「出かけんか」は文語では「出かけむか」。
短夜や覚めて幾度も時計見る(小百合)
明日大事な用事でもあるのだろうか。寝なければと思うほど、
夜中にたびたび目覚めて、熟睡できない。短夜はもう明けそうである。
実感がよく出ている。
控え目のアロハシャツ着て外出す(勝利)
「控え目の」のフレーズで作者の心の動きがよくわかる。
おしゃれをしたいが、年の割には派手過ぎるかなどと気にしながら、
アロハシャツを着て外出する姿が目に浮かぶ。
さざ波の代田に揺るる山の影(小百合)
よく晴れた日だろう。水を張ったばかりの代田にそよ風が渡り、
山の影が映っている光景が浮かぶ。大きな景を過不足なく描写している。
ゆらゆらり藪蚊は腫れた腹かかへ(真智子)
たっぷり血を吸った藪蚊が酔っぱらいのようにふらふら飛んでいるのを、
ユーモラスに描写して、秀逸である。
<並選>
若竹や衣脱ぎ捨て天を突く(まさ)
竹皮を脱ぎ、若竹がまっすぐ伸びるさまは清々しく、
まさに天を突く感じだ。
ジャカランダ香りほのかに遍路道(真砂)
ひなびた遍路道にそそり立つジャカランダの青紫の花が
目に浮かんでくるのだが、
ジャカランダが季語として定着しているかどうかは不明である。
万緑の上雲白く流れゆく(南行)
万緑と白い雲の取り合わせはきれいな情景だが、
雲は上にあるので「上」は不要。
(参考)万緑や真白き雲の流れゆく
大慌て逃げる蜥蜴の尾の細さ(真智子)
このままでもいいが、あえて擬人化せずに作ると次のようになる。
(参考)草叢へ逃げ込む蜥蜴尾の細き
手毬花色とりどりの電車道(まさ)
情景は見えるのだが、「電車道」は相撲用語なので、
線路とか鉄路を使う方がいい。
(参考)線路沿い色とりどりの手毬花
鬼灯を頬張る遠き海青し(南行)
鬼灯市は夏の季語だが、鬼灯となると秋の季語となる。
ただ鬼灯の赤と海の青の取り合わせがきれいなので
秋の句として出すとよい。
また鬼灯を鳴らすのは「頬張る」のではなく、
「含む」或いは「鳴らす」ではないか。
(参考)鬼灯をふふむ遥かな海青し
紫陽花や裏木戸まはり華やかに(良)
光景はわかるのですが、すべて言ってしまっているので、
読み手に想像の余地を与えない。
(参考)紫陽花の裏の木戸より出かけけり
………………………………………………………………………………………………
第30回「蘇鉄の会」互選結果 ( )内数字は得票数・講師選含む
兼題:「鬼灯市」または「四満六千日」
四万六千日父母に供える米を研ぐ (3) 真智子
四万六千日懐かしきかな大山寺 (0) 良
験直し鬼灯市に出かけんか (4) 博石
空仰ぎ鬼灯市に父母想う (0) 小百合
ほおずきや明かりを灯す夜市かな (0) まさ
鬼灯を頬張る遠き海青し (1) 南行
三和土には鬼灯市のみやげあり (2) 真砂
鬼灯市浴衣で繰り出す江戸ごよみ (1) 勝利
当季句:夏
風薫る羽織にリュックの彼行く (0) 真智子
夏空や話題満載同窓会 (1) 良
雨上がり笑顔の空や合歓の花 (2) 博石
短夜や覚めて幾度も時計見る (1) 小百合
若竹や衣脱ぎ捨て天を突く (4) まさ
正宮に立つ身をよぎる夏の風 (1) 南行
朝日射す植田の水面風渡る (1) 真砂
控え目のアロハシャツ来て外出す (3) 勝利
大慌て逃げる蜥蜴の尾の細さ (2) 真智子
紫陽花や裏木戸まわり華やかに (1) 良
くちなしに顔近づけて香り嗅ぐ (1) 博石
さざ波の代田に揺るる山の影 (5) 小百合
手毬花色とりどりの電車道 (3) まさ
万緑の上雲白く流れゆく (2) 南行
鬼百合の群れてそよぐや浄瑠璃寺 (0) 真砂
遠き日のラジオ体操盛夏待つ (0) 勝利
ゆらゆらり藪蚊は腫れた腹かかえ (2) 真智子
梔子や香満々雨上がり (0) 良
牡丹濡れガラスのような花弁かな (2) 博石
日照り雨長靴履く子のはしゃぐ声 (0) 小百合
遊び草風と戯れ右左 (0) まさ
空海や開眼の月ジオパーク (1) 南行
ジャカランダ香りほのかに遍路道 (3) 真砂
帰省して夏座布団を折って寝る (2) 勝利
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第31回「蘇鉄の会」ご案内
開催日時:2024年10月11日(金)13:00~(予定)
選評講師:城下洋二先生
御 題:兼題「月」1句
当季(秋)雑詠3句 計4句
投句締切:2024年10月1日(火)
投句方法:兼題1句と当季雑詠3句の計4句
※あらかじめメールにて上記締切までに俳句の投稿をお願いします。
下記メールアドレス迄お送り下さい。
nagao@work21.co.jp
ワード文書でファイル添付又はメールべた打ちでもOK。
開催場所:清澄庭園「涼亭」
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(2024/06/09) 担当:菅野 修一(事務局、21期)
2024年6月8日、松山北高同窓会が県民文化会館でありました。出席者は240名(コロナ前の半数)、21期は16名。新会長は、20期の遠藤美武さん(卓球部、愛媛県卓球協会理事長、元松山市副市長)が選出されました。来年は21期の同窓会が開催されそうです。
前列左から 長尾(宮内)美恵子306 山下(嶋崎)恵子301 門屋淳306 石丸有昭312 船田芳照307
後列左から 木本健郎312 沖哲志312 船田(伊藤)かほる307 大西(矢野)公子301 髙橋秀徳311 山本眞志312 安岡史朗306 伊藤正勝311 清水秀樹312 渡部和司308 鈴木(宮本)浩子302(敬称略)
(2025/02/11)今年も卒業生に北高関東支部同窓会(北斗会)へ入会をご案内します! (2025/01/13)第32回「蘇鉄の会」ご報告&次回第33回開催のご案内 (2024/12/26)松山北高サッカー部支援募金趣意書 (2024/11/11)松山北GK市中君がPKストップ!松山北サッカー部が8年ぶり全国大会へ (2024/11/11)北予中・城北高女・松山北高関東支部同窓会[北斗会]開催報告 |